6月2日(月)、埼玉土建一般労組から提出されている「要請書」に基づいて、坂戸市当局と話し合いが行なわれました。これには伊利市長も同席し、担当執行部が対応しました。5人の日本共産党市議団も参加しました。

「小規模事業の充実」市長が示唆
とりわけ、組合員にとって仕事確保は切実です。話し合いは、なごやかな中にも仕事確保、健康、ディーゼル車の買い換え・排ガス問題など切実な訴えが相次ぎました。
「小規模事業契約希望者登録制度」の実効化について多く発言があり、伊利市長も近隣市町に比べ、坂戸市の事業内容が貧弱であることを指摘し、その充実を職員に示唆しました。
「要請書」の内容
1.地元の仕事おこし・経営支援とまちづくり
- ムダな開発型工事の削減と生活密着型公共工事の増額を!
- 小規模契約希望者登録制度の実効化を!
- 住宅改修助成制度の利用拡大を!
- 緊急雇用対策交付金事業の活用を!
- 公立学校へのエアコンの設置工事の地元発注を!
- 地元注中小企業向け融資の改善を!
- デーゼル車排ガス装置・買い換えに助成を!
2.賃金・単価、就労条件の改善のために
- 公共工事での低賃金・低単価の改善を!
- 入契法の厳守・活用で労働環境の改善を!
- 建退共の全面適用を!
3.自営業者の健康のために
- 健康診断の拡充を!
- 土建国保への助成の拡充を!
4.自営業者の経営安定に向けて
小規模工事の発注状況
坂戸市と他市町との比較
小規模事業の契約希望者登録者数および13年度発注状況
坂戸市 |
発注額 342万2679円÷登録者97名= 3万5285円 |
鶴ヶ島市 |
発注額 595万1002円÷登録者61名= 9万7557円 |
毛呂山町 |
発注額 641万5268円÷登録者84名= 7万6372円 |
越生町 |
発注額1525万2225円÷登録者55名=27万7313円 |
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