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下水道組合議会、視察研修報告

09/08/10

大山しげる議員

発生するガスを冷暖房に利用!

 7月2日(木曜日)〜3日(金曜日)の両日、坂戸、鶴ヶ島下水道組合議会の視察研修が行なわれました。

 1日目の7月2日(木曜日)は、会津若松市の下水浄化工場を視察しました。

 総人口約13万人の会津若松市全体の下水道浄化を行なうこの場所は「工場」と称していますが、一般的には「汚水処理場」「水処理センター」と言われている場ですが、ここでは「工場」と呼んでいます。

 この下水道処理場は、以前は、発生する消化ガスを消化槽の加温用燃料として使用し、使いきれない余剰ガスは焼却処理をしていました。その一方で管理棟の冷暖房として電気や重油を使っていましたが、「消化ガス利用冷暖房設置工事」を行ない、それまで焼却処理してきた余剰ガスを管理棟の冷暖房に使用することで、電気や重油を削減し、少しでも環境への負荷を軽減しようというものです。

 消化ガスを管理棟の冷暖房に有効利用するこの下水浄化工場が、日本で初めての施設といわれています。

脱水汚泥の大幅な減容化

 2日目の7月3日(金曜日)は、いわき市の中部上下センターを視察しました。人口約35万人のいわき市の浄化施設は4ヵ所に分かれています。小名浜地区にある中部浄化センターの汚泥焼却施設を視察研修しました。いわき市では、浄化センターから発生する脱水汚泥の大幅な減容化を図るため、1997年度(平成9年度)から汚泥焼却施設建設に着手し、2001年(平成13年)11月に運転開始をしました。

 この施設は、最新技術を駆使した高効率の熱回収装置や集塵装置などを採用し、省エネルギー化及び環境に配慮した流動床式汚泥焼却システムとなっています。

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