トップ 政策 ニュース 市議団 予定 リンク

市長答弁に怒りの声!

選挙後初の6月議会

12年7月8日

 市長・市議会議員選挙後初めての6月議会定例会が、5月30日から6月19日まで開催されました。

市議団の写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

 開会日に示された石川市長の施政方針は、「市民サービスに徹した市役所づくりと行財政改革」「火葬場の早期実現」等の6項目を、市政運営に取り組む所信の一端としてあげていますが、具体的事業は「火葬場の早期実現」のみでした。

 まちづくりの基本では、「市民サイドに立った市政をおこなう」との位置付けが示されました。これは、行政運営の基本であり重要です。

 行財政改革に関連して、「4年間で40億円の預金確保」には市民要望が抑制されるのではと危惧を持たざるを得ず、「職員の人事・給与システムを最大限活用して民間並みにしていく」「職員給与10%カット」は容認できる内容ではありません。

 日本共産党坂戸市議員団は、石川清新市長の施政方針と公約を質し、4月の市議会議員選挙で掲げた公約実現のため一般質問で全力をつくしました。

選挙公約、耳を疑う答弁

 市長公約との関係では、耳を疑うような答弁内容がありました。

 大山しげる議員が「サンビレッチの風呂は復活させます」との市長公約を質したのに対し、「補助金(スポーツ施設に対して)による制約で10年間は復活できない」「考えが甘かった」と答弁。

 鈴木ともゆき議員が、市長公約で「市民参加条例の枠を超えての市民参加」に関連して、北坂戸中学校跡地利用で「地元も含めた市民の意見を聞くべきでは」との質問に、「市民参加には言及せず、市民にとって売却することが最善である」と答弁。

更に「公用車は使わない」との公約にもかかわらず、「白塗りの公用車を使っている」との他会派議員の質問に、「こんなに市長の仕事が忙しいとは思わなかった。公用車でないと対応できない」との答弁でした。

前向きな答弁も

 あらい文雄議員が、「財政健全化計画」に関連し、障害者のタクシー代やガソリン代などの補助金カット分をもとに戻す考えを質したのに対して「元に戻す方向で検討します」と答弁しました。

 市長の福祉に対する前向きな姿勢を感じた部分もありました。

 市民は、公約を見て誰に投票するか決めるのであり、市民との最も大切な約束事です。共産党坂戸市議団は、今後の市政に、市民要求実現のために、是々非々の態度で臨んでいきます。

副市長を選任

 6月30日付けで辞任した小川進一副市長の後任として、小塚満氏(64歳)を選任する議案が今議会で石川市長より提出され、議会は同意しました。

 小塚満氏は、1967年(昭和42年)から2009年(平成21年)まで坂戸市職員として在職し、秘書課長、市民生活部長、総務部長などを歴任、退職後は坂戸ガス(株)顧問でした。

 4月30日辞任した教育長の人事は、今議会には提出されませんでした。

「アスベスト被害早期救済」請願が採決

 「建設作業従事者等のアスベスト被害の早期救済・解決を求める意見書」の提出を求める請願が、埼玉土建労働組合坂戸支部から提出され、日本共産党の吉岡しげき、大山しげる両市議会議員が紹介議員となり、6月議会で審議されました。

 常任委員会・本議会ともに全会一致で採択され、衆・参議長、内閣総理大臣はじめ関連する各大臣に送付されることになりました。

前に戻る

トップ 政策 ニュース 市議団 予定 リンク