9月議会で総括質疑

日本共産党坂戸市議団 新さかど

21年9月21日

 9月定例議会は9月3日(金曜日)の本会議で、今年度一般会計補正予算案、財産取得など市長提出議案に対する総括質疑がありました。議案は9月24日(金曜日)の最終日に採決されます。

 主な質疑と答弁は次の通りです。

坂戸保育園「公私連携型」へ

移行計画「保護者の意見考慮し事業者選定」

 2021年度一般会計補正予算案の質疑では、23年度から市立坂戸保育園が「公私連携型保育所制度を活用した運営及び園舎建て替え」ということが明らかにされました。計上された予算は、運営事業者を選定する「坂戸市民間保育所運営事業者選定委員会」の委員報酬との答弁。事業者の選定は「同園保護者の意見、要望に配慮し、慎重に選定していく」との答弁でした。

インフルエンザ予防接種、高齢者・子ども無料に

 予防接種事業で、高齢者と子どもへのインフルエンザ予防接種助成金約9,800万円を計上。高齢者は窓口負担なしで医療機関へ委託。子どもの接種の負担分は、保護者の申請で全額助成するとの答弁でした。

  • 高齢者 65歳以上
  • 予算額と人数 5208万2千円 21334人
  • 子ども 満6ヵ月〜中学3年生まで
  • 予算額と人数 4577万7千円 11821人

学校給食費を全額補助

コロナ対応の地方創生臨時交付金の活用で

 コロナ対応の地方創生臨時交付金を活用し、小中学校の児童生徒の給食費を21年12月から22年3月までの4ヵ月間全額補助するもの。コロナ感染症の影響が長期化し、就学世帯の経済的負担の軽減を図るためだとの答弁。同交付金を活用し給食費補助を実施した近隣自治体は、毛呂山、越生、鳩山の3町。

  • 小学生 4,100円(1ヵ月あたり)
  • 中学生 5,000円(1ヵ月あたり)

新生児特別給付金10万円
本年度も支給へ

 20年度同様に本年度も子育て世帯の家計応援を目的に、新生児1人に10万円が給付されることに。支給対象は21ねん4月2日〜22年4月1日までの新生児。

 令和2年度事業の対象にならなかった令和2年4月28日以降に親が転入後出生した子どもで、出生日以降申請日まで引き続き坂戸市内に住所を有している子どもも対象になります。

小中学校の自動水栓取得について

 新型コロナ感染対策のため、小中学校の廊下等の手洗い場にセンサー式自動水栓を合計1177台設置予定。取得額は2,964万3,900円、納入期限は22年3月25日まで。

 「ワクチン接種が出来ない子どもたちの感染が増えており、納入期限が遅すぎないか」との平瀬議員の質問に、市は「可能な限り早く納品・設置されるよう調整する」との答弁でした。

環境都市常任委員会
「ゼロカーボンシティ宣言」への請願審議

 市民から請願のあった「ゼロカーボンシティ宣言の表明を求める件」が9月9日(木曜日)の環境都市常任委員会で審査され、全会一致で採択されました。

 最終日の9月24日(金曜日)の本会議で審議・採決されます。

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